健康・美容用語集 え
エッセンシャルオイル(精油)
ハーブなどの植物の有効成分を抽出した、揮発性のオイルのこと。アロマテラピーの基本となるアイテム。社団法人日本アロマ環境協会では、エッセンシャルオイル(精油)を以下のように定義しています。
精油は、植物の花、葉、果皮、樹皮、根、種子、樹脂などから抽出した天然の素材です。
有効成分を高濃度に含有した揮発性の芳香物質です。精油は、各植物によって特有の香りと機能をもち、アロマテラピーの基本となるものです。
世の中に300種類以上のエッセンシャルオイル(精油)が存在しますが、エッセンシャルオイルを抽出するためには、きわめて多くの植物を必要とするため、高価なものもたくさんあります。
エッセンシャルオイル(精油)は、原則として純度100%のものを指します。
「100% Pure & Natural」、「Pure Essential
Oil」などと表記があるものを選べば、まず間違いがありません。アルコールなどで希釈したものや合成香料などを加えたオイルは、「フレグランスオイル」、「ポプリオイル」、「アロマオイル」などと呼ばれます。安価なものが多いのも特徴です。
エストロゲン
エストロゲンとは女性ホルモンのひとつで「卵胞ホルモン」とも呼ばれるものである。
エストロゲンは排卵の準備をするホルモンで、生理の終わりごろから排卵前にかけて分泌が高まる。40代半ば頃から分泌が急激に減少しはじめ、うつやイライラ、不眠、倦怠感などのさまざまな更年期症状の原因となる。
エストロゲンは男女ともに体内で合成・分泌され、微妙なバランスで身体全体の営みに関わっている。
エストロゲンには、悪玉コレステロールの減少作用、血管拡張作用によって、動脈効果や高血圧、心筋梗塞、高脂血症、脳機能活性(アルツハイマーの予防)、骨粗鬆症予防などにも有効である。
栄養機能食品
高齢化や食生活の乱れなどにより、通常の食生活を行うことが難しく、1日に必要な栄養成分を摂れない場合など、栄養成分の補給・補完のために利用してもらうことを趣旨とした食品です。
具体的には、ビタミン類12種類、カルシウムなどのミネラル類5種類を、一定の基準の範囲で含む食品のことを指します。
トクホは、個別商品ごとに厚生労働省から許認可が必要ですが、栄養機能食品1日当たりの摂取目安量に含まれる栄養成分量が、国が定めた上・下限値の規格基準に適合している場合、その栄養成分の機能の表示ができます。機能の表示と併せて、定められた注意事項等を適正に表示しなければなりませんが、国への許可申請や届出は必要ありません。
栄養機能食品の表示の対象となる栄養成分は、人間の生命活動に不可欠な栄養素で、科学的根拠が医学的・栄養学的に広く認められ確立されたものです。現在は、ミネラル5種類、ビタミン12種類について、規格基準が定められています。
現在、規格基準が定められている栄養成分
ミネラル類
カルシウム、亜鉛、銅、マグネシウム、鉄
ビタミン類
ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、
ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、葉酸