太ももセルライト撃退方法
セルライトはなぜできるの?
そもそもセルライトとは、「大きくなりすぎた皮下脂肪」のこと。皮下脂肪は毛細血管のまわりについていて、実は痩せている人でも皮下脂肪を持っています。
セルライトの怖いところは「どんどん大きくなっていくこと」。セルライトのケアをせずに放置すると体内にあるコラーゲンが脂肪と合体し、大きくなる可能性があります。
よく「セルライトは潰すようにマッサージすれば良い」と言われていますが、それは間違い。
意図的に力強くマッサージすると、毛細血管が破れ、脂肪細胞が流れます。
そのまま排出すればいいのですが、体の中にあるコラーゲンが流れた脂肪細胞を再び集め出し、まとめてしまうため脂肪を大きくすることがあるのです。
また脂肪をつぶし脂肪細胞を分裂させると、分裂した脂肪を保護しようとコラーゲンが働くため、新しいセルライトを生み出してしまうこともあります。
そのため、専用の機械を使わない限りセルライトを早く解消することはできず、地道なケアで脂肪を小さくさせるしかありません。
リンパマッサージ
セルライトを小さくするために、まずはリンパマッサージをやりましょう。
下半身デブに悩む人はどうしても、体の中の老廃物が溜まり、むくみやすくなります。
リンパマッサージをすることで老廃物の排出を促し、水太りを防ぐことができますよ。
マッサージする際は力任せではなく、さするようにマッサージするのがポイント。リンパ管は皮膚の近くにあり、毛細血管と同じで非常にデリケートな部分。
力任せにしてしまうと、リンパを押しつぶしてしまい、上手く流れなかったり、アザになったりする可能性があります。
冷水シャワー
簡単にできるダイエットとして、半身浴を取り入れることが多いですが、半身浴の効果をさらに上げる方法がありますよ。
それは冷水を体に当てること。
冷水シャワーを浴びることで、自律神経の乱れを整え、冷え性の改善に役立ちます。
半身浴をすると確かに体が温まり、老廃物の排出が促されますが、体の中の熱を逃がそうと血管が拡張し、毛穴が開いてしまいます。そのため外気に触れ、体が冷えやすくなってしまうのです。
一方冷水シャワーを浴びると、体は体温が逃げないように血管や毛穴を収縮します。
そのため、シャワー後は湯冷めしにくく、長く温かさを続けることができますよ。
しかも、冷水シャワーを浴びることで、風呂あがりの汗も抑えることができるのだとか。
はじめは辛いかもしれませんが、足先から少しずつ取り入れてみてはいかがですか?
温活
セルライトができる主な原因は冷えとむくみ。太ももやお尻を触ったとき、冷たいと感じたら脂肪が冷え固まっているサインですよ。
しかも冷えを解消しない限り、むくみはひどくなり、次々と新しいセルライトが生まれてしまうのだとか。
これ以上冷やさないためにも積極的に温活を取り入れるようにしましょう。
涼しくて楽ちんだからといって常にショートパンツで過ごしていませんか?暑いからといって冷たいものを食べ続けていませんか?
体を冷やすと代謝が低くなり、痩せにくいボディになってしまいます。
できるだけ温かい食事、露出の少ない格好をするようにしましょう。
ストレッチ
セルライトは冷え固まった脂肪。筋肉を作って代謝を上げ、脂肪を燃焼させるようにしましょう。
ストレッチで筋肉を柔らかくすることで、代謝を上げることができますよ。
また毎日続けることでセルライトを小さくするだけでなく、太りにくい体質にもなれるので積極的に取り組みたいですね。
大股で歩く
太ももやおしりにセルライトがつきやすくなるのは筋肉を使わない歩き方をしている場合があります。
スマホをいじりながら下をむいて歩いていませんか?膝を曲げたまま歩いていませんか?
正しい歩き方に変えるだけで、おしりの筋肉が鍛えられ、脂肪が燃えやすくなっていきますよ。
歩くときは膝と太ももの裏側がしっかり伸ばされているイメージで歩くようにしましょう。