1日の水分摂取量

健康維持のためにも、水をこまめに飲むことが重要視されています。
それでは、成人女性の1日の水分摂取量は、どれぐらいなのでしょうか。
また計算式などあるのでしょうか?

女性が必要とする1日の水分摂取量とはどれぐらいなのか?

ダイエットのために、1日2リットルの水を飲みなさい、ときいたことがあります。
適切な水分摂取量とはどれぐらいなのでしょうか? 諸説あるようですが、体重を30で割った値(60kgだったら、60÷30=2 で2リットル)だとか、 体重1kgあたり30から35ml(60kgだったら、1.8リットルから2.1リットル)ぐらいと言われています。 これを全部飲料水として摂取せよ、というのではなく、食べ物に含まれている水分や生存活動中に発生する水分も計算に入れます。
ですから、飲料水としてとるべきなのは、0.8~1.3リットルぐらいです。 計算式としては簡単なものとなります。

水分不足で腰痛になる?

水を取りすぎると、腎臓が処理しきれなくて、むくみがでることもあります。
また、摂取水分が足りないと、体を循環する水分も足りなくなり、血液の濃度が高くなります。
どろどろの血液は循環しにくくなります。
そのことによって、血圧が高くなったり、腰痛になることもあります。
また、便秘気味にもなることからも、腰痛になる可能性もあります。

正しい水分の取り方

では、ひたすら水を飲めばいいかというと、そうではありません。
内臓が処理できる水分量には限界があるので、分けて飲む方が体に良いのです。
気を付けたいのは、寝ている間には、汗をかいたり、尿をつくったりして体の水分が失われていくということ。
寝る前にコップ1杯、起きてコップ1杯の水を飲むことを習慣づけると、血行もよくなり、お通じもよくなりやすいです。
飲む時の温度にも気を付けたいもの。
冷たすぎる水は体をひやしますので、室温か体温に近い温度の水を飲むと身体にいいです。 コーヒー、紅茶などに含まれるカフェインには利尿作用があるので、水分補給には適さないことにも注意しましょう。