食の豆知識|飲料類

水・飲料水について

たまにこんな話を聞きます。
平均寿命がどんどん伸びているけど、今の人たちはそんなに長く生きられないじゃないでしょうか。
何故って水が違うからです。
昔の水は安全で安心だったけど今はどんな水なのか分かりませんから。
昔の人は井戸で汲んだ新鮮で安心かつ栄養価の高い水を飲んでいました。工業化や環境汚染で水質も低下し、しかも現在では水道水を使用しています。
水道水の質は以前ほど低くなく、安全で安心して飲める水になってはいますが、それでも昔とは比べるべくもありません。
飲料水について不安になるのも無理ありません。
人間が一日に必要とする水分は2リットルとか3リットルと言われています。
それを一生に換算するち膨大な量になります。
確かに質の高い水を飲まなければ、いつまでも健康で、というわけにはいきません。
そんなことから昨今では水は買ってのむものという認識が定着し、スーパーやコンビニでは多くの水が売られるようになりました。

実は水にも様々な種類がある!

水の種類はいくつもあります。
ナチュラルウォーター、ミネラルウォーター、ボトルドウォーター、ピュアウォーターなどです。
ウォーターサーバーの水というものも登場しました。
他にも、水素水(詳細はこちら「水素水サーバー導入ガイド」)といったモノもあります。
また、日本人が飲み慣れている美味しい軟水だけではなく、それほど美味しくはありませんが栄養価に富んだ硬水もよく見かけるようになりました。これらの水は基本的に科学的な処理が施されていません。
ピュアウォーターは不純物を取り除いてありますが、そのほかは天然の水をほとんどそのまま使用しています。
従って栄養価も損なわれず、また自然のままですので安心かつ安全な水になっています。これらの水に飲み慣れてしまうと、水道水との味が明確に違うことが分かります。
こうした水を積極的に摂るだけではなく、お米を炊いたり料理をするときに使用することで体のなかに余計なものが蓄積するのを防いでくれるのです。
水道水が悪いというわけではありませんが、水道局で作った水が完璧だとしても長い旅を経て家庭に届くまでにはどうしても水質が変化してしまいます。
特に家庭に繋がる配管はどんどん汚れてしまうので、家庭の水道水はカビ臭やカルキ臭さ、塩素などが残ってしまいます。
浄水器を付けたり、煮沸すればいいのでしょうが、いずれにしても栄養価で劣ってしまいます。
では、購入した水なら絶対に安全かといえば必ずしもそうとは言えません。
というのも市販されている水の多くがペットボトル容器に入っています。実はペットボトルに長期間入れたままにしておくと質が劣化するだけでなく、安全性も低下してしまうことが分かっています。
いかに良い水といっても、保存の仕方でダメになってしまうのです。
従って、購入した水はなるべく早く飲むかことが大切です。
ウォーターサーバーの水についても同じことが言えます。
もし保存するのであれば、できるだけ陽の当らないところや冷蔵庫など温度が一定のところが望ましいとされています。