健康
肌別の摂るべき栄養素
美白に効果的な栄養素をきちんと摂取することで、透明感のある明るいお肌を手に入れる事ができるでしょう。
不足しないように積極的に摂取したい食べ物と、逆効果になる栄養素についてご紹介したいと思います。
たんぱく質
皮膚や髪の毛、骨や血管、そして女性ホルモンの材料となるのがたんぱく質。
身体と同じように、心や感情の安定にも欠かせない栄養素です。
運動をしたり、薬を飲んだり、ストレスを受けた時に、いつもより多くのたんぱく質を消費してしまいます。
日頃から適切な量を摂るように心がけましょう。
コレステロール
悪者扱いされるコレステロールは、実は女性ホルモンの材料となるものです。産後の女性に多い”産後うつ”も、出産後コレステロール値が急激に下がることが原因ではないか、と考えられています。
ただし酸化したコレステロールは、身体にとってマイナスとなるので要注意。
イソフラボン
イソフラボンは、女性ホルモンが少なくなると不足を補うように働き、多い時は抑制するように働きます。
日常的に大豆製品を摂らないアメリカと比べると、乳がんや心臓疾患による死亡率は4倍の差があり、味噌汁や納豆、豆腐を日常的に食べている私たちは、知らず知らずに大豆イソフラボンの効果を享受しているのかもしれません。
また、エストロゲンの減少によって引き起こされる、更年期の様々な症状を緩和する働きもあります。
鉄
貧血ではない女性でも、ほとんどの人が足りていないといわれるのが鉄分。鉄不足は頭痛、めまい、手足の冷え、疲労感、うつ、集中力の低下などの不定愁訴、それ以外にも抜け毛や朝起きるのがつらいといった症状も、鉄不足の可能性があります。
植物性の鉄分は動物性の鉄分と比較して吸収率が低く、たんぱく質やビタミンCと一緒に摂ることで吸収率を高めます。
ビタミンB群
これまでの栄養素の代謝に関わるのが、ビタミンB群です。ビタミンB群はストレスや勉強、アルコール、薬を飲むことで消費されてしまうので、現代人はほとんどの人が足りていないのです。
簡単なお肌のアンチエイジング
簡単なアンチエイジング、つまり、抗老化ということでしょうが、高いサプリメントを飲んだり、あるいは、エステに通ったりしないとアンチエイジングを成功させる事は無理なのか?
食べ物でアンチエイジング
帽子やサングラスでUV対策をするのも大事だけど、肌の老化に効くものを"食べる"のも効果的なんだとか。
日焼け止めクリームなどに"SPF"という表示があるけど、これは紫外線防御指数のこと。
抗酸化作用のある食べ物を食べると、肌自体が持ってるSPF値がグンとアップして、体の中からUV対策できるらしい。
一番良いのはトマトをはじめとした赤いフルーツや野菜。
これらには抗酸化作用に優れたリコピンが多く含まれており、他の栄養も豊富。
トマトソースベースのパスタもおすすめ。他には、緑茶に含まれるカフェインも皮膚ガンを防ぐ作用があるので、日常的に飲むといいようです。
とにかく運動する!
運動が体にいいのは周知の事実。
もちろん肌にも良い影響が。
運動することによって分泌されるインターロイキン15という物質には、細胞の寿命を延ばす作用があるのだそう。
カナダの大学の実験では、週2回のサイクリングを3カ月続けただけで10年も肌年齢が若返った、なんていう例もあるのだとか。
顔のマッサージ
就寝前にスキンケアクリームで顔をマッサージすることによって、顔の筋肉がほぐれ、フェイスアップ効果が期待できるんだそう。
両手の指先を使い、それぞれ逆方向に円を描くようにマッサージしてみて。顔の筋肉をほぐすことで肌の弾力がアップし、老化防止にも繋がるらしいので、欠かさず続けよう。
砂糖を控える
砂糖に含まれるグルコースは、コラーゲンなど若さを保つのに効果的なタンパク質の働きを損なう糖化反応(メイラード反応)の原因になるのだとか。
食べ過ぎるとコラーゲンの分子にくっつき"糖化"して、せっかくのコラーゲンの作用も台無しに。
甘い物ばかりじゃなく、抗酸化作用の高いベリー系の果物、野菜ジュース、アボカドなどを食べるように心がけよう。
肌の保湿
年齢とともに肌の保湿力は落ちてゆくからこそ、日々しっかりと保湿ケアを行うのが重要。
潤いと艶のある肌を心がけて、若いうちから丈夫で良質な状態を作っておこう。
代謝を良くする
古くなった皮膚(角質など)を除去すると、新しい皮膚細胞の生成が促進されるので、週に2回、スクラブ洗顔やピーリングなど、お肌に合った角質ケアを取りいれてみて。
DHAやローズヒップ
DHA(オメガ3脂肪酸の一種)は万能な健康促進物質。魚や野菜に含まれる"良質な油"で、細胞膜を強く元気にする働きがあるので肌以外にも効果抜群なのだとか。
また、ローズヒップオイルも美肌に効果的。毎晩数滴顔に塗れば、肌にハリが出てくるはず。
必ず毎晩メイクを落とす!
メイクをしたまま眠ると毛穴が塞がれ、コラーゲン質が壊れてしまうのだそう。
肌に合った洗顔料で、優しく丁寧に落としましょう。
フェイスヨガ
筋肉を使わないと衰えてしまうのは顔でも同じこと。
顔の筋肉を鍛えるには、フェイスヨガがおすすめ。
全身のヨガ同様、アンチエイジングの一番の敵とされるストレス発散に効果的なので、合わせて実践してみよう。
良質な睡眠
肌は睡眠時に分泌される成長ホルモンの活動によって修復され、新しい細胞が作られるのだとか。
無駄な夜更かしはやめて早く寝るのが、いつまでも若々しく、元気な肌でいるための秘訣なのです。
便秘を改善する方法
水ではなく炭酸飲料も炭酸ガスが胃を刺
激するので効果的。
同じ意味で朝食をとる習慣をつけることも大事です。
つま先立ち
なんとこれは手軽で簡単!裸足で5分間つま先立ちするだけです。
これだけで便秘解消の効果アリ。でもちゃんとした理由があるんですよ。
人間の第二の心臓と言われる「ふくらはぎ」。つま先立ちをすることでここに力がかかり、その作用によって血液が全身を巡っていくそうです。
それによって便秘の原因である血行不良が改善され、腸の動きが活発になり便秘が解消されるのだそうです。
最初5分がしんどかったら1~2分から始めてみるといいそうですよ。
裸足でとのことなので家の中でお試し下さい。
腹筋運動
便秘解消には適度な運動が効果的と言われていますが、中でも手頃でかつ効果の高いのが腹筋運動です。
最も一般的な便秘である「弛緩性便秘」は筋肉の衰えによって引き起こされているのだそうです。
運動不足によって筋力が落ちていることが原因です。
スムーズな排便を促すためには腹筋の力が必要なのです。
腹筋が弱かったらしっかりいきむこともできず、また腸の筋肉も緊張がなくなってしまうので蠕動運動が弱まってしまうのです。
その意味からも腹筋は何か道具が必要なわけでもなく、即効性のある効果的な便秘解消法なのです。
ごろごろ体操
なんと10分後には便意が来た!と言われたほどの即効性の持ち主。ごろごろ体操です。
体操と言っても体操はしません。ただひたすらごろごろするだけの簡単即効便秘解消法です!
ポイントは「うつ伏せごろごろ」。
うつ伏せになることで直接腸に刺激を与え、また左右にごろごろすることで腸内の便の詰まりをほぐす作用があるそうです。
ほんの10分ほどでいいようなので、テレビを見ている時や布団に入ってからでもしてみる価値ありです。
1番のおすすめは「お風呂上り」だそう。お腹が温まっている状態だと便も動きやすくなるそうです。
コップ1杯の水を飲んでから初めて下さい。
うつ伏せのまま左右に振り子のように1分揺れ、1分うつ伏せで休憩。これを5セットして10分です!
おしりの筋肉をほぐす体操
お尻の筋肉が凝ってアンバランスになることが便秘の元でもあるって知っていましたか?
そのことが腸にも影響し便秘にもなりやすくなるそうです。私たちは利き手や利き足があるように、体を上手に均等に使うことがなかなかできません。
何となく組みやすい方で脚を組んでいたり…その積み重ねで体の重心が偏りお尻の筋肉も凝ってしまうのだそう。
そうなることで骨盤の中の内臓の位置が歪むことで下に下がってしまい、機能の低下によって便秘になるのだそうです。
お尻の凝りをほぐし、筋肉を柔らかくすることで副交感神経の働きを良くし骨盤のズレが矯正されます。
そうなると便も出やすくなり、便秘が改善されると言えるのです!
乳製品
便秘は腸内環境が悪化していることも原因です。この腸内環境を改善してくれるのが乳製品です。
腸内の善玉菌を増やし、腸の中を健やかに保つことで便秘が解消され、また便秘の予防をすることもできるのです。
善玉菌は乳製品を摂ることで簡単に増やすことができるのです!
手軽に摂れる乳製品と言えばやはり「牛乳」や「ヨーグルト」ですね。
しかし乳製品でも胃に入って終わりのものではなく最近よく聞く「生きたまま腸まで届く」タイプの乳製品を摂ることが大切です。
便秘解消の目的で購入する際には生きて腸まで届く乳酸菌を色々見比べてみて下さい
ホルモンバランスの整え方
ホルモンバランスの崩れとは、正確には「女性ホルモンの分泌バランスの崩れ」を指します。
分泌バランスが崩れる原因と、具体的な整え方について
ホルモンバランスを整えるのに質の良い睡眠が十分に必要です。
食事も女性ホルモンの分泌バランスを整えるのに、とても大切です。
下にホルモン分泌を整えると言われている食物をピックアップしますので、参考にしながら、自分の体に優しい食物を心がけましょう。
ビタミンE
血行を促し、ホルモン分泌の状態を整える効果が。
アーモンドやナッツ類、鰻やタラコなどに豊富
ビタミンC
ストレスへの抵抗力を増す。
ストレス性の月経不順などの人に。
野菜や果物に含まれる
ビタミンB1
脳の神経の働きを正常にし、ストレスへの抵抗力アップ。
鰻や豚ひれ肉、カレイ、大豆など。
カルシウム
不安定な気持ちを静める。
ヨーグルト、豆腐、がんもどき、小松菜、干しえびなどを積極的に。
マグネシウム
月経前のむくみを防ぐ働きが。アーモンドなどのナッツ類、干しひじき、納豆などに。
ビタミンB6
エストロゲンの代謝に欠かせない栄養素。
まぐろ、さんま、鮭、いわし、バナナなどに。
EPA、DHA
血行を促し、ホルモン分泌が活発に。
はまち、いわし、さば、さんまなどの魚介類に豊富。
イソフラボン
女性ホルモンと似た働きをする成分。
きな粉、納豆、豆腐、みそなどの大豆製品に含まれる。