健康・美容用語集 や

ヤシ油

ヤシ油は、ココヤシという植物の種から得られる固形の天然油である。
ヤシ油は、皮膚表面に保護膜を作り、皮膚の乾燥を防ぐために用いる。
また、しなやかでつやのある毛髪にするために用いる。ヤシ油から抽出された洗浄成分は、ココイルグルタミン酸Naである。リンス成分になる成分は、ステアリン酸グリセリルである。ヤシ油を乳化して、得られる固形の油がセタノールである。ヤシ油は形をかえて、いろいろな分野で使われ、需要も多い。
ヤシ油は自然派化粧品の原料として多用されるが、シャンプーなども天然ものは合成品にくらべ泡立ちがあまりよくない。 その中でもヤシ油をつかったものでは植物油のなかでも泡立ちがよく、洗い上がりもサッパリしている。

ヤーコン

ヤーコンとは、南米アンデス高地原産のキク科の植物で、ほとんどのイモをつくる植物の主成分はデンプンを多く含むが、ヤーコンにはデンプンはなくフラクトオリゴ糖が多く含まれている。
ヤーコンは、フラクトオリゴ糖の含有量が作物の中で最も多いとされている。
また、ポリフェノールや食物繊維も豊富に含まれていて、カロリーも低いため、ダイエット効果の高い食材として大変注目されている。
フラクトオリゴ糖は、腸内のビフィズス菌を増加させ、整腸機能を整える性質を持っているため大腸内の善玉菌を増加させる。
ヤーコンに桑の葉を配合したお茶が糖尿病等の生活習慣病、便秘、ダイエット中の人に人気を得ている。