食の豆知識|アルコール

アルコールのカロリーについて

お酒を飲むと太る?
夏にはざるそばと冷でくいっと。冬はおなべに熱燗できゅっと。
どの季節にも美味しい日本酒ですが、日本酒はお米から出来ているから太る!と思われている方が多いようです。
しかし、日本酒や他のビールやウイスキーなど、お酒類は実は太らないのです!
お酒に含まれるカロリーは「エンプティーカロリー」と呼ばれ、たんぱく質やビタミンなどの栄養分が含まれていないため、 体内に吸収されず、熱として放出されてしまうのです。
お酒のカロリーは、アルコール分に比例するので、度数の高いものほどカロリーが高くなります。
アルコール1gあたりのカロリーは、どのお酒も約7kcalです。

お酒を飲むと太ってしまう人とは?

では、なぜお酒を飲むと太ってしまうのか。
それは、合わせる肴によるのです。お酒で摂取したエネルギーを優先的に消費するため、 食べた分は利用されず、体脂肪となり、体内に蓄積されてしまいます。
そのために、 つまみとしてカロリーの高いものを食べたりした場合、体内に残り、太ってしまうというわけです。
刺身と日本酒は理想的
日本酒に限らず、お酒は食欲を促進させる働きがあります。
また、アルコールを摂取することにより、いろいろな栄養素の代謝も変化します。
つまり、お酒を飲む上でも、栄養のバランスが大事、ということです。
特に、タンパク質、脂肪、炭水化物の摂取量の比率が極端に変化しないよう、おつまみにも気を使うことが大切。
例えば、日本酒を飲む場合、刺身、焼き魚、焼き鳥、豆腐、納豆、菜っ葉など